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【水加減が重要】無洗米のおいしい炊き方を解説します!

無洗米の炊き方 お米の食べ方

「無洗米を試してみたけど、あんまり美味しくなかった…」

「無洗米って普通のお米と炊き方が違うの?」

手間のかかる研ぎ洗いの必要がなく、節水にもなる無洗米。しかし、普通のお米と同じように炊くとちょっと微妙な出来だった…ということになりがちです。

この記事では現役農家の私たちが無洗米をおいしく炊くためのコツを解説します。

無洗米を炊く時のポイントは「水加減」

ご飯をよそう女性

ズバリ、無洗米をおいしく炊く上でいちばん大事なのが「水加減」

無洗米を炊いて失敗する原因のほとんどは「水量不足」によるものなのです。無洗米は通常のお米よりも多めの水を使って炊くのがポイントです。

通常のお米は量を計った後に数回の研ぎ洗いをします。その時に余分な「肌糠はだぬか」を洗い落とすのですが、落とした肌糠の分だけお米の量は目減りします。

しかし無洗米の場合はあらかじめ肌糠を落とした状態なので、研いだ普通のお米よりも正味量が多くなるため必要な水の量も多くなるのです。

普通のお米を炊くのに慣れてしまっている人ほど間違いやすいポイントなので注意しましょう。

それでは無洗米をふっくらおいしく炊く手順を解説していきます。

無洗米をおいしく炊く手順

無洗米を炊く手順
  • STEP1
    計量

  • STEP2
    水を加える(※重要)

    お米と水は 1:1.4〜1.5

  • STEP3
    浸水

    60分〜120分

  • STEP4
    炊飯・蒸らし

  • STEP5
    出来上がり!
勇太
勇太

※この手順は通常の炊飯器・計量カップを使った場合です。

炊飯器に「無洗米モード」があって専用の計量カップがある場合はその指示を優先してください。

①計量する

通常の計量カップ(180cc)であればすりきり一杯で1合となります。重さでいうと約150gになります。

②水を加える(※重要)

洗米(※基本的に不要です)

無洗米を水につけると、表面に残っているわずかな肌糠成分(デンプンと空気)が水に溶けて白く濁ります。そのままでも問題ありませんが、気になる方は一度サッと流してください。

炊飯器の内釜にお米を入れ、水を加えます。通常の研いだお米であれば目盛りぴったりの水量でOKですが、無洗米の場合はもう少し水を追加します。

通常はお米と水が 1:1.2 の割合ですが、無洗米の場合は1:1.4〜1.5 が適量です

目盛りぴったりの量プラス、1合あたり大さじ2杯(30cc)ほどの水を足します。

つまり3合の無洗米を炊く場合は90ccの水を追加します。

小川
小川

これで試してみて、出来上がりをみて次回から好みに合わせて加減してみてください。

③浸水

水を加えたら、サッとかき混ぜてから一定時間、お米にたっぷりと水を吸わせましょう。

目安は60分、よりふっくらにしたい場合は120分ほどかけましょう。

④炊飯・蒸らし

炊きムラを防ぐためにお米を平らにならして、炊飯を開始しましょう。通常のお米と同じで炊飯器におまかせでOK!

⑤できあがり

炊き上がったら10分ほどそのまま蒸らしたあと、すぐにほぐしましょう。

ごはんを十文字に4等分し、釜底からまんべんなく空気を入れるようにほぐします。

これでおいしい無洗米ごはんの完成です!

水を意識しておいしく無洗米を食べよう!

茶碗に盛ったご飯

長々と解説しましたが、

  1. お米を研ぐ必要がない
  2. 水を多めに入れる

という2点以外は普通のお米を炊くのと同じですね!

ここさえ気をつけていただければおいしく無洗米が食べられます。あとはお好みに応じて水の量や浸水時間を変えていただければと思います。

勇太
勇太

これで無洗米の炊き方はバッチリですね!

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